たくさん間違えて、たくさん話して、自分を好きになる場所へ。
こんにちは。今回は「間違えることの大切さと子供達の自信」についてお話ししたいと思います。
■中学校に入ると、英語が「楽しい」から「正しくやらなきゃ」へ

英語を学び始めたとき、子どもたちはワクワクした気持ちで英語に触れてくれます。
歌ったり、踊ったり、ゲームを通して言葉を覚えていくとき、
英語は“教科”というより“遊び”や“表現のひとつ”として、自然と受け入れることができます。
でも、
中学校に進学すると、少しずつ変化が現れてきます。
「テストでスペルを間違えた」
「文法が正しくないと言われた」
「読み方が分からない」
そんな経験が重なるうちに、
英語を話すことが楽しいものから“恥ずかしいもの”へと変わってしまうことがあります。
「間違ったらどうしよう」
「発音が変だったら笑われるかも」
そう思いはじめると、口が重くなり、英語を使うこと自体に消極的になってしまう子どもたちを
学習塾で働いていた頃、たくさん見てきました…
■英語を楽しむ余裕がなくなり、自信を失ってしまう子どもたち

本来、英語はコミュニケーションの手段であり、「完璧」である必要なんてありません。
でも、日本の英語教育ではどうしても「正しさ」ばかりに目が向きがちです。
スペルや文法の正解・不正解が評価の中心になり、
「話す」「聞く」「感じる」という本来の楽しさが後回しになってしまいます。
そして気づけば、
「英語って苦手」「どうせ自分にはできない」
そうやって、子どもたちは自信を失ってしまいます。
■教室は「間違えていい」場所。「間違えるからこそ身につく」

だからこそ、くみのき英語教室では
「安心して間違えることができる」雰囲気をとても大切にしています。
子どもたちは、安心できる環境の中でこそ、思いきり声に出し、体を動かし、失敗から学ぶことができます。
・「スペル間違えちゃったけど、今度は合ってた!」と成長を実感できる体験
・「話せた!通じた!」という喜びが積み重なるレッスン
教室は、間違えることが恥ずかしくない場所、
むしろたくさん間違えながら成長していける場所でありたいと考えています。
■たくさん間違えた先に、確かな英語力と“本当の自信”が育つ
不思議なことに、間違いを恐れずにたくさん英語を使った子ほど、伸びていきます。
間違える → 気づく → 覚える → 使ってみる → 成功する → 楽しくなる
このサイクルが、子どもたちの「学び」をぐんぐん後押ししてくれます。
正しさを追いかけるだけではなく、
「英語って楽しい」「自分にもできるんだ」と思える体験を重ねていくことで、
やがて子どもたちは「自信を持って英語を話す力」を身につけていきます。
こうやって英語で身につけた自信は英語を話す時だけでなく
今後子供達がもう少し大きくなった時に、目の前のことに挑戦することのできる力になると信じています。
■英語学習は、自分を好きになるきっかけにもなる

英語は、世界とつながるためのツールであると同時に、
自分を表現し、自分を信じられるようになる学びでもあります。
「間違っても大丈夫」
「自分のペースでやっていい」
「誰かと比べなくていい」
そう伝えながら、英語を通して、子どもたちが本当の意味での自信を取り戻せるよう
これからも子供達と一緒に私も挑戦し続けたいと思います‼